今回はこちらでU字溝などコンクリート製品を製造しているF社様より機械が壊れてコンクリートが

練れない!とご依頼を頂きました。

ちなみにコンクリートは砂利、砂、セメント、水をそれぞれ適量混ぜ合わせて作りますが、もちろん

こちらの規模の工場は人力なんかではやってません。

全て機械がそれぞれの材料を自動で一定量を計測し撹拌までやってくれます。

しかし!今回はその中で最も大切な、材料を自動で計測する計測器が壊れた!とのことで早速調査。

こちらが材料の測定から撹拌までを制御している制御盤。

そしてこちらが重さを測定しているロードセル。

ここで豆知識。ロードセルとは、力(質量、トルク)を検出するセンサーです。

力を加えると、それを電気信号に変換します。

荷重(力)を電気信号に変換する荷重変換器とも呼ばれます。

調査を進めて行くとロードセルからの電気信号は正常に出ているようですが、どうやらその信号を変換している

アナログシグナルコンディショナと変換された信号を受けているCPUが壊れていると弊社技術主任が

故障原因を断定し早速部品を注文。そして後日11月16日に交換作業に行ってきました。

 

こちらの2点を交換し作業完了。

無事それぞれの材料も計測できるようになりコンクリートが練れるようになりました。

ご依頼いただきましたF社様ありがとうございました。